初めまして。名泗鉄工(めいしてっこう)です。ブログを開始いたします。
「なんでブログなんか始めるの?」と言われました。
正直なところを言えば、最初にブログを始めようと決めたとき、社内でも「え?ウチが?ブログ?」という声がありました。
現場仕事が忙しい。職人は口より手が動く。書くより作るのが本業…それはその通りです。
でも今、あえて言葉で伝えたいと感じています。
鉄を加工し、組み、現場で取り付ける。私たちが普段何気なくやっているその仕事の裏には、「なぜそれをやるのか」「どうやってそれを仕上げているのか」という、実は面白い話がたくさんあるんです。
そしてそれは、言葉にしないと、絶対に伝わらない。
鉄は、簡単には扱えない素材です。
名泗鉄工は、三重県四日市にある町工場です。
鉄の加工から塗装、設置まで自社で一貫対応しているのが特長です。
鉄は、とにかく誤魔化しがきかない素材です。
1mmのズレが、現場での致命傷になることだってある。
ただ作るのではなく、「どう現場に収めるか」「どうすれば安全で使いやすいか」まで考えた上で仕事をする必要があります。
だから私たちは、製作図をにらみながら、頭の中で現場を想像します。
そして実際に現場で設置まで行い、「よし、バッチリ納まった」と確認して初めて、胸を張れるんです。
名泗鉄工の強みは、この製作から現場まで一気通貫で責任を持てるところにあります。
無口な職人の代わりに、ブログが語ります。
現場にいる職人たちは、口下手な人間が多いかもしれません。
でも、その分、手を動かすこと、納期を守ること、仕上がりで語ることには人一倍うるさい。
そんな彼らが毎日汗を流している“仕事の美しさ”を、
せめてブログではしっかり届けたい。
たとえばこんな話を、これから書いていこうと思っています。
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「なぜ名泗鉄工の階段は現場でピタッと納まるのか?」
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「量産でも妥協しない。名泗鉄工の品質管理の裏側」
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「現場の声で進化した、ある製品の開発ストーリー」
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「若手職人が入社1年で任される理由」
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「納期3日?無理だろ…からの、逆転対応劇」
 
どれも実話で、どれも鉄と人間が向き合ったリアルな記録です。
最後に──言葉も、鉄のように「まっすぐ」でありたい
私たちは、鉄の仕事に誇りを持っています。
ただ「製品を作る」のではなく、「その先にいる人の役に立つために作る」。
その考え方があるから、手を抜かないし、納期にも応えるし、相談には本気で向き合います。
このブログもまた、そんな姿勢で書いていきたい。
かっこつけず、飾らず、まっすぐに。
現場と同じように、言葉の現場でも勝負していきます。
どうか、これからの名泗鉄工ブログを、よろしくお願いいたします。
名泗鉄工 公式ホームページ
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